キャンパスライフ

在学生の声1

地域資源計画論分野 修士課程
野々下 萌さん

campus-life-img01私が学舎に進学を決めた理由は大きく二つあります。

一つ目は、社会に出る前の最終ステップとして、あらゆるバックグラウンドを持った人との関わりのある環境に身を置きたかったためです。学舎は、農学系、工学系、政治・経済系など多様性に富んだ分野で構成されています。授業でのグループワーク、さらには日常会話まで、自分にはない視点を持っている友人と関われることは、自分の専門性を深めること以上に深い意味があると思います。この体験は、社会に出たときに自分とは違う専門性や背景のある人たちと合意形成し共に事を進めていく局面において大いに生かされると感じています。

二つ目は、地球環境というマクロな視点でローカルな農業・農村に関する研究をしたかったためです。学舎では1年目の前期にはあらゆる分野の講義が用意されていますが、そのどれもが主体性を重んじるものであり、自ら考え問題を見つけ解決策を練るという思考プロセスを自然と身に着けることができます。地球上のあらゆる環境問題について多角的に学び、8月にはフィールドに滞在して、環境マネジメントの「実践」も行います。後期からは学舎の醍醐味でもあるインターン研修があり、私はフィリピンに3か月間滞在し、環境保全型農業の行われている山間地域の農村において農民への聞き取り調査などを行ってきました。気候変動や森林破壊といった環境問題に直面している小さな農村の姿を見て、グローバルな視点を持ちつつもこのようなローカルな「現場」に入っていけるチャンスがあることに学舎の強みを感じました。

学舎に進学し1年が経ち、授業やインターン研修などで時間的にもとても充実しておりましたが、何よりあらゆる分野への知的好奇心が育成され、そのような「周辺」が分かっているからこその自分の「専門性」も見えてきました。進学を考えている皆さんには、自分の興味のあることと好奇心を大切にしていただきたく思っています。その上で学舎の教育プログラムは皆さんに有効に機能すると私は信じています。

在学生の声2

環境適応生体システム論分野 博士後期課程
TRAN NAM HAさん

campus-life-img02地球環境学舎は、地球全体レベルから細胞レベルまで、幅広いプログラムを提供しています。地球環境学舎では研究をする上での国際的な環境が整っており、たくさんの英語のカリキュラムや留学生仲間との会話やグループディスカッションを通して英語の力を伸ばすことができますし、また、他にソフト面でも、人間性を磨くことが可能です。多様なコースや講義の受講ができる他、海外での会議やシンポジウム、ワークショップに参加する機会にも恵まれます。また、CoHHO(京都大学森里海連環学教育ユニット)のような協同教育プログラムを修了することにより、地球環境学舎にいながらにして「修士号」以上のものを身につけることも可能です。

地球環境学舎が、他のプログラムと比べて特別なものとなっている理由の1つに、地球環境学舎が学生にインターンシップコースを提供していることがあります。インターンシップコースには、長期間のものと短期間ものと、2種類あります。数ヶ月間、インターンシップを体験した後、学生は大学に戻ってきて、研究を続けます。インターンシップ、またそこでの研究を通して、数多くの経験を積むことができます。私は、修士課程中の2013年10月から12月にかけて、「生理学研究所」という日本における権威ある研究機関でのインターンシップを行うことができました。心臓で重要な役割を果たす特定のイオンの経路に焦点を当てていたのですが、そこで私は、細胞を培養する方法や、イオンの経路での活動を抑制する薬剤を使用して心臓の治療法を探し出す手法について学びました。インターンシップ中、他にもたくさんの良い経験がありました。私の人生で最も素晴らしい時でした。

地球環境学舎での全ての経験、研究活動が、修士課程の終了後、私を博士後期課程へと導き、より深く研究を続けることとなりました。地球環境学舎での学びの間は、友情や楽しいことで一杯です。地球環境学舎の先生方からの数々のアドバイスに、また職員の皆さん、クラスメート、そして研究室仲間に感謝を申し上げます。