修了生の声

地球環境学舎 紹介ビデオ

留学生が地球環境学舎の魅力を語ります。

VOICE 1

2012 年修士課程修了

細貝 瑞季
対馬市役所

student-voice-img01現在長崎県対馬市で「島おこし協働隊」(総務省の「地域おこし協力隊」という制度を活用したもの)の隊員として勤務しています。担当している分野は民間伝承保全ということで、地域に根ざした知恵や技術を次世代に伝えるために、主として教育分野での各種取り組みを実践しています。地域での聞き書き活動、学校における地域学習の支援、カリキュラムの組み立てなどに関わっています。現場と仕組み作りの両方に関われる、挑戦しがいのある仕事だと思います。

講義ではグループワークや各種プレゼンを通じ、視野を広げる機会が多いというのも、学舎の魅力のひとつだと感じています。修士1 年目の前期に講義を集中して受講することができるため、そのあとの時間は、インターンシップも含めて自分次第で貴重な体験をすることができます。私は在学中に国内外の様々な地を訪れ、いろいろな方と話す機会に恵まれました。こうした経験を通じ、おもしろいことが起こりつつある日本の地方で仕事をしてみたい、特に大陸との文化の十字路だった国境離島という環境の中に身を置いてみたいと考えるようになったことが、現在の仕事につながっています。

仕事を進めていく中で、モチベーションの維持や自らの研鑽は欠かせないことですが、学舎で共に学んだ国内外で活躍する友人たちの存在は、今も大きな刺激となっています。文理に渡る幅広い分野の人たちが集う学舎ならではの出会いのおかげで、島の暮らしがより充実したものになっているように感じています。

明確な答えのない時代、さまざまな人と協働しその場なりの答えを構築していくことも必要です。そのために、現場で表出している問題の裏側を分析する力や、聴く力をベースにした対話力が求められます。学舎で育んだ力が今、生かされていると思います。

VOICE 2

2013 年博士後期課程修了

ノラレーネ・ウィ
フリーコンサルタント

student-voice-img02地球環境学舎は、私たち学生の可能性を最大限に生かすための総合的で充実した教育・訓練の場を提供してくれました。学舎の授業や研究室でのゼミ、そして国際防災戦略(UNISDR) やASEAN 事務局でのインターンシップの経験を通じて、国際的また、地域レベルで活躍する専門家としての知識や実践的なスキルを身に付ける事が出来ました。また、国際的な環境下で学ぶことで、文化の多様性に触れ、卓越した高水準の研究にも感化されました。その中でも最も重要だったのは、研究を共にする仲間とのネットワークを構築することが出来たことでした。

私は現在、国連開発計画(UNDP) フィリピン事務所やアジア開発銀行(ADB) のコンサルタントとして働いています。これまでに、災害リスク管理(DRRM) や気候変動への適応(CCA) の調和に向け、フィリピン政府や地方自治体の政策・組織体制の見直し等の能力開発を担当してきました。近年はアジア開発銀行の加盟国を対象としたパートナーシップ戦略に災害リスク管理が導入されるよう支援するため、国別の防災概要の作成に取り組んでいます。地球環境学舎での経験は、私が災害管理や気候変動の分野で国際的に活躍し、社会に貢献できることを可能にしてくれました。

VOICE 3

2012 年修士課程修了

内山 智晴
伊藤忠商事株式会社

student-voice2「国際機関でインターンをしたい」それが、私が地球環境学舎に進学を希望した理由の一つでした。学部では分析化学を学ぶ傍ら、国際NGO で海外のダム問題をはじめ、環境問題に関する活動を行いました。学舎では、環境政策研究室にて、地球温暖化にどう適応してゆくかというテーマのもと、バンコク( タイ) のStockholm EnvironmentInstitute アジアオフィスにて約4 か月間のインターンを実施しました。インターン中は国際会議のサポートや途上国各国の開発担当者に向けた報告書の執筆等を経験しました。

一方、授業や研究室では、学舎の特徴である国際色豊かな同級生とともに、英語での授業やグループワークを経験し、環境についてより多様な価値観の下で学ぶことが出来ました。現在は、民間企業にて大学院での研究とは異なる仕事に携わっていますが、海外インターンや研究を通じて得た協調性や思考技術は仕事に活きています。学舎には自分の可能性を広げる機会が沢山あります。是非そうした環境を活用して見て下さい。

VOICE 4

2007 年修士課程修了

岡田 綾
JICA(独立行政法人国際協力機構)

student-voice4国際協力の仕事に携わりたいと考えるようになったのは、学舎のインターン制度でベトナムへ行ったことがきっかけの1 つだったように思います。学舎ではコミュニティ防災を学び、日本だけでなく途上国における防災マネジメントなどを学びました。

就職後は、主に中南米やアフリカでの防災分野のプロジェクトを担当してきました。現在はアフリカのブルキナファソ事務所で勤務し、水・衛生分野をはじめとするプロジェクトを担当しています。アフリカではまだまだ防災ブロジェクトの実施できる生活水準に満たない国が多いため、学舎で学んだ防災マネジメントと直結している仕事は限られますが、多岐に渡る学舎のカリキュラムを通じて様々な分野から環境へのアプローチを学んだこと、研究室内に留まらない現場での実体験や思考が重視された研究環境であったことなど、現在の仕事に活かされている部分が大きいと感じています。研究分野の多様性、フィールドとの近さ、ネットワークの広がりの大きさなど、学舎ならではの特徴によって、国際協力の世界で働くにあたってのベースが形成できました。