特別聴講学生が琵琶湖疎水記念館を見学しました(2019年5月3日)

平成31年度「蹴上のつつじ」蹴上浄水場一般公開の機会を利用して、蹴上・南禅寺周辺の環境関連施設見学会を、2019年5月3日に実施しました。見学会は、藤井滋穂教授、劉文助教の引率のもと、この4月に来日し地球環境学舎で学ぶ特別聴講生8名、博士課程学生1名、修士課程学生2名、研究生1名の計12名(全員留学生で、内訳はインドネシア6名、タイ3名、ベトナム2名、カンボジア1名)が参加しました。

一行は、まず琵琶湖疎水記念館に集合し、館内のパネルから琵琶湖疎水沿線の紹介を見聞したり、多目的室で琵琶湖疎水建設に関する映像を鑑賞したりし、疎水建設にまつわる人々の情熱や苦難に満ちた歴史を学びました。その後、インクラインにそって移動し、蹴上浄水場を訪問し、館内の浄水場施設説明ブース、顕微鏡観察などを体験しました。屋外ではろ過池や凝集沈殿池の運転状況を視察するとともに、浄水場の敷地一面で開花したツツジを堪能しました。

浄水場の見学の後は、琵琶湖第一疏水、第二疏水のトンネル出口を訪問し、琵琶湖から来る水を直接目にするとともに、その周辺にある水力発電施設、記念碑を観察しました。琵琶湖疎水記念館内で勉強した琵琶湖疏水の役割とそれに関連する写真の実際の施設・場所を直接見ることができ、有意義な半日を過ごしました。

蹴上浄水場の施設を見学する様子

蹴上浄水場場内のツツジ鑑賞

琵琶湖疎水沿線を散策する特別聴講生たち(南禅寺付近)