インドネシア共和国のIPB大学学長Arif Satria教授が京都大学を表敬訪問されました(2019年11月28日)。

 インドネシア共和国のIPB大学(旧ボゴール農業大学、昨年IPB大学と改称)Arif Satria学長らが、福岡で開催されたQS-APPLE参加の機会を利用し、2019年11月28日に京都大学を表敬訪問されました。訪問者は、QS-APPLEに出席したArif学長、Anas Miftah Fauzi 大学院研究科長(Dean of Graduate School)ら5名と、11月26~28日に吉田キャンパスで開催された京都大学国際シンポジウム―東南アジアにおける地球環境学の展開―(地球環境学堂主幹)に出席中のErnan Rustiadi 教育プログラム部長(Head of Study Program)の6名です。

 朝、博多を出発したArif学長らは、京都駅でErnan部長と合流の後、京都大学に向かい、11:00頃、農学研究科で神崎護教授らの出迎えを受けた後、飯田訓久教授にField Robotics、近藤直教授にBio-sensingの研究紹介を受けるとともに、その実験室を訪問されました。

 12:00からは、時計台記念館の迎賓室で京都大学本部への表敬訪問がなされました。京都大学からは稲葉カヨ 理事、村上章 農学研究科長、舟川晋也 地球環境学堂長、縄田栄治 ASEAN拠点長ら5名が出席するとともに、IPB大学とのダブルディグリー生らIPB大学関係の学生ら6名が陪席しました。この面談では、両大学の教育研究プログラムがそれぞれ紹介されるとともに、今後の交流活発化のための議論が進められました。記念品交換と写真撮影の後、迎賓室で昼食をとりながら懇談を続けました。一行は13:00過ぎに次の訪問地である奈良先端科学技術大学院大学へと出発し、京都大学への訪問が終了しました。

 IPB大学とは、海外オフィスの設置(農学研究科、2015年11月16日に開所式実施)、ダブルディグリープログラムの実施(地球環境学堂と農学研究科、ともに2018年度から)、京都大学国際シンポジウムの実施(2018年11月30日~12月2日、地球環境学堂主幹)、山極寿一総長の表敬訪問(2018年12月1日)など、これまでも親密な教育・研究の連携を実施してきており、今後もこのような交流がさらに進展するものと期待されます。

IPB大学Arif学長との面談の様子

面談後の記念写真(右から5人目がArif学長)