社会基盤親和技術論

キーワード : 社会基盤整備、廃棄物、地盤汚染、環境リスク

スタッフ名、職名

勝見 武 教授
乾 徹 准教授
髙井 敦史 助教

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概要

 社会の基盤条件として不可欠である、水文・地盤環境の保全と修復のためのインフラストラクチャ創生技術を環境社会システムとの関係において学際的に考究する。少子高齢化社会における社会基盤整備のあり方は、従来の経済発展型予測手法に基づく整備計画とは大きく異なりつつあることから、気候変動による自然営力の変化をも考慮した新しい社会基盤整備のあり方と適用技術を追求する。さらに、人間活動の結果として排出される廃棄物や建設発生土の適切な処理処分・有効利用対策のハード・ソフト的開発や、遮水工の性能評価に基づいた廃棄物処分場整備にかかわる総合研究、ならびに廃棄物や有害物質で汚染された地盤の浄化技術とその評価に関する研究などを実施する。

主要研究テーマ

  • 廃棄物の再資源化に関するハード・ソフト技術の確立
  • 廃棄物最終処分場の適正構造の提案
  • 処分場遮水工材料の遮水性能に関する実験的研究
  • 廃棄物・汚染土からの有害物質の溶出・移動機構の解明
  • 地盤を対象とした環境影響・リスク評価手法の確立
  • 地盤汚染浄化技術の開発と適用性の評価
  • 生態系・気象の変動による地盤・水文環境への影響解明と制御

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「廃棄物最終処分場遮水工の整備に関する総合研究」

 廃棄物の適正処分にあたっては、廃棄物中の環境影響物質の移動を抑制する遮水工の整備が不可欠である。カバーシステム、底部ライナー等の遮水工に用いられる材料の特性評価を主として、適正な設計手法の確立、合理的な処分場構造の提案を目的とした総合研究を実施している。

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「土壌・地下水汚染の対策」

 効率的な土壌・地下水汚染対策の実施にあたっては、地盤中における汚染物質の浸透挙動、残存・溶解特性等を解明する必要がある。本分野では、室内実験、数値解析を通して地盤中での重金属、有機塩素化合物等の挙動評価と効果的な対策手法の検討を行っている。さらに、環境リスク評価を導入して対策工の実施効果の定量化を行い、Risk Communicationへの寄与を図っている。