在学生の声

地球環境学舎 紹介ビデオ

留学生が地球環境学舎の魅力を語ります。

VOICE 1

環境マネジメント専攻 資源循環科学論分野 修士課程
穴沢 英明さん

地球環境学舎は理系、文系関係なく幅広い環境知識、環境に関する工学、科学、経済、教育や法律を基本から学べる場所であり、学部時代、環境学専門から卒業していなかった私に対してもとてもやさしい学習環境でありました。様々な国から学生が集まり、一人一人が違った背景、文化、宗教、個性があり、日常生活、様々な授業を通した発表、グループワーク、フィールドワークなどで意見交換、議論ができ、自分では考えられないような考えを発見できる事が新鮮な日々でありました。

インターンシップ研修が必修科目としてあることも一つの強みであります。大学院の勉強だけでは体験できない事、そして自分の研究、分野に関する経験、知識の基盤を高めながら、社会、世界の現状を学べ、自分を見極められ、実際に社会人になる前の修行道場の1つであると感じています。

地球環境学舎ではダブルディグリー・プログラムがあり、2国で2つの修士資格を取得できるプログラムがあり、私はこのプログラムに興味を持ち、タイ・マヒドン大学ダブルディグリー・プログラムに参加しました。地球環境学堂・学舎では環境学について幅広く学べ、多くの知識を学ぶことができました。そしてタイ・マヒドン大学では工学を深く学べることによってより工学の知識を極めることができました。この2つの国を飛び回ることによって世界の環境に関する事情のほか、各国の文化の違いをより理解することができる機会を得たと思います。

地球環境学舎はこのような学習環境があることから、院のコンセプトである「国際的に活躍できる研究者を養成する」の通り、今後国際的社会になっていくこの世界の環境学のリーダーになるために はとても良い環境が整っていると思います。

VOICE 2

環境マネジメント専攻 陸域生態系管理論 博士課程
Sharda KC さん

私は、京都大学大学院地球環境学堂・地球環境学舎・三才学林(GSGES)の陸域生態系管理論分野・博士後期課程で学ぶSharda KC です。GSGESの修士課程修了後、博士号取得を目指して引き続きここで学ぶことにしました。修士課程でさまざまな知識を得たことが、研究を続けようと思った最大の理由です。そもそもGSGESを選んだのは、授業が英語で行われ、地域レベルと地球レベルの両方で、科学的な特色と社会経済的な特色を備えた授業が受けられるからでした。つまり、GSGESでは、地域で利用できる自然資源を活用することによって、地球環境に関する諸問題をどのように対処すればよいのかを学ぶことができるのです。カリキュラムは、地球の持続可能性を実現するために、地球規模および地域的な環境問題の双方に取り組む能力を備えた研究者の育成を目指した内容になっています。資源循環をめぐる問題を特定し、持続可能な開発と環境保全のための解決策を提案する際、フィールドワークに基づく研究が重要なカギを握ります。

GSGESでは、科学、工学、農学、経済学、人文科学など、学際的な教育が行われます。それぞれの学生は、特に興味のある科目を選択し、その分野での知識を深めることができます。グループディスカッション、随時行われる客員教授による講義、そして毎週研究室で実施されるセミナーに参加することで、さまざまなテーマについて知識を広げることができます。また、セミナーで先生方や研究室の他のメンバーからさまざまなコメントをもらえることが、研究テーマの醸成や、目標達成に必要な技術の向上に役立っています。

他にもGSGESの大きな特色としてインターン研修があります。インターン研修に参加することで、私たち学生は、それまで学んだ知識を実践することができます。私の場合、修士課程で参加したインターン研修が、研究テーマを選択し、研究を続けるために経験を広げるうえで重要な役割を果たしました。またインターン研修は、研究に必要な実践的知識を深め、卒業後の可能性を広げるためのチャンスを与えてくれます。私は実験的枠組みに基づく農業活動に関連するテーマを研究しているため、ネパールの農村で農家に滞在し、実験的な取り組みを行いました。私はネパール出身ですが、それまで地方に住んだこともなければ、農家で実際に農作業をしたこともありませんでした。インターン研修のおかげで、私は、資源も設備も不十分な状況での生活がどれほど大変なのかを実感しました。そして、プロジェクトマネジメントの技術や、地域コミュニティの問題に対処する技術を磨きました。こうした技術は、これからの研究者としての私の人生に役立つことでしょう。

GSGESでは、国籍や文化、宗教が異なる多くの学生が同じ教室、同じ研究室で学んでいます。母国を離れて暮らしていますが、寂しいと感じることはほとんどありませんでした。GSGES で学ぶこと、自分たちの文化や宗教的信条について他の学生に知ってもらえるチャンスです。さまざまな環境問題に関して、国際的に活躍する研究者になるために不可欠な知識を身につけ、実践的経験を積みたいと考える人たちにとって、 GSGESは理想的な場所だと思います。

VOICE 3

環境マネジメント専攻 社会文化共生論分野 修士課程
Shahar Lilia Griffinさん

母国以外の国で学ぶことは決して楽なことではありませんが、こんな有名な言葉があります。「居心地のいい場所を飛び出したら、きっと素敵なことが起こる」

GSGESの環境マネジメント専攻修士課程について知った時、私はこれこそ自分にぴったりなプログラムだと思いました。私が魅力を感じたのは、このプログラムの実践的な側面と、GSGESの最終的な目標が、地球環境の健全性と持続可能性を向上させることのできる将来のエキスパートの育成にあることです。

GSGES では、経済学、工学、教育など多岐にわたる分野で、地球環境問題や持続可能性についてさまざまな科目を学びます。教室で学ぶだけではなく、学生は全員が学外での実習によって、自分たちが学んでいることを実際に自分たちの目で確かめました。とりわけ環境マネジメントにおいては、理論的学習と同時に実践的学習を行うことが有益です。私の場合、特に楽しかったのは、学外における実習での地元の人たちとの交流です。日本の地方文化や風習についてのお話を聞くのはとても興味深く、住民の方たちの実際の生活ぶりを知ることができたほか、授業で学んでいる問題がそうした生活に直接関連していることもわかりました。

GSGES の先生方はとても協力的で、知的議論を歓迎してくださるばかりか、個人的な相談にも乗ってくださいます。先生方が2つの視点――地域に根差した視点とグローバルな視点――を持っておられ、しかも先生方の専門分野が多岐にわたるおかげで、私たち学生も自分たちの研究に多角的な視点から取り組むことができます。共同セミナーや、先生方からいただいたコメントのおかげで、私自身の研究の質が大きく向上したと思っています。

関心のあるテーマを研究・調査するのはとても充実している反面、やるべきことが多いのも事実です。修士課程では一生懸命に勉強し、多くの時間をかけて環境に関連する問題への理解を深める必要があり、特に研究を行う際には高い自律性が求められます。インターン研修では私たち学生は現地で一人だけで活動し、その経験を通して最善を尽くすことが必要でした。 京都大学の他の大学院に比べると、GSGESはかなり規模が小さいため、学生同士の繋がりが強く、とても学びやすい場所です。またGSGESのもう1つの特徴は、その国際色の豊かさです。学生だけでなく、一部の先生方も、いろいろな国や文化圏の出身であるため、そうした人たちとともに過ごす時間はとても貴重で、多くのことを学ぶことができます。その意味で、GSGESではどこの国の出身かということは重要ではありません。なぜなら、地球環境に関するさまざまな問題の議論には、誰でも貢献できるのですから。

たしかに、課題に挑戦することは容易なことではありません。しかし、そうした課題を克服できた時、必ず何か得られるものがあります。未来社会のために理論的解決策と実践的解決策を適用しようとする私たちにとって、多文化環境の中で地球環境について学ぶことは、一歩先を見据えることになります。