2015年12月12日 京都環境文化学術フォーラム スペシャルセッション「あたらしい成長の形:定常化社会を考える」を開催します

 この度、京都環境文化学術フォーラム(会長:山極壽一京都大学総長)は、平成28年2月13日(土)に開催される「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式及び京都環境文化学術フォーラム「国際シンポジウム」のプレイベントとして、京都環境文化学術フォーラム「スペシャルセッション」を下記のとおり開催しますので、お知らせします。

 無題

日時

2015年12月12日(土) 14:00~17:00

場所

京都大学国際科学イノベーション棟 シンポジウムホール

参加料

無料

定員

先着270名 (残席がある場合は当日参加受付可能)

プログラム

  1. 13:30 受付開始

開会の挨拶

  • 14:00~14:05

講演

・14:05~14:45 「ハーマン・デイリーの思想~有限な地球の経済学~」 佐藤 正弘(内閣府計量分析室参事官補佐)
 佐藤さんにはデイリー教授の考えをわかりやすくお話しいただきます。「ハーマン・デイリーの三原則」あるいは「定常経済」とは何なのか。さらには、これからどのような経済発展がありうるのか、お話しいただきます。

・14:45~15:25 「幸せな牛からおいしい牛乳」 中洞 正(なかほら牧場 牧場長・東京農業大学客員教授)
 中洞さんは、岩手で酪農を営んでいます。牛は、人が食べることのできない草を食べ、栄養価の高い牛乳を生産します。このあたりまえのことができなくなっています。中洞さんには、酪農の現状と問題、そしてそれを変えてゆく試みについて話していただきます。

・15:25~15:35 休憩

・15:35~16:15 「社会課題の解決に向けた取り組み」 吉野 慶一(Dari K(ダリケー)株式会社 代表取締役)
 吉野さんは外資系の証券会社勤めを思うところがあって辞め、京都でチョコレート屋を始めました。お金の世界からものつくりの世界へ。思ったのは「チョコレートで社会を変えたい」ということ。生産地と消費地を「正しく」つなげることで、より豊かな世界が築けそうです。

総合討論

  • 16:15~16:55

閉会の挨拶

  • 16:55~17:00

(注)講演者、講演内容などは事前の予告なく変更することがございます。

申し込み方法

参加を希望される方は、下記リンク先のフォームもしくはファックスでお申し込みください。
» お申し込みフォーム

お問い合わせ

京都大学大学院地球環境学堂総務掛
 Tel: 075-753-5630 Fax: 075-753-9187

主催

京都環境文化学術フォーラム(京都府、京都市、京都大学、京都府立大学、人間文化研究機構国際日本文化研究センター、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所)

企画運営

京都大学 地球環境学堂(地球環境フォーラム・はんなり京都嶋臺塾 特別企画)