2017年2月3日、山極壽一総長、稲葉カヨ理事・副学長、藤井滋穂地球環境学堂教授、柴山守ASEAN拠点所長ら6名の京都大学一行が、マヒドン大学を訪問しました。訪問は、まずUdom Kachintorn学長、Sansanee Chaiyaroj副学長ら、マヒドン大学要人への表敬から始まりました。そこではそれぞれの大学での国際教育・研究の紹介がされるとともに、今後の両大学間での協力について活発な意見交換がなされました。その後、遠隔会議室に移動し、地球環境学堂と協働プロジェクトを実施しているハノイ理工科大学、ダナン理工科大学(以上、ベトナム)、ボゴール農業大学、バンドン工科大学(以上、インドネシア)、王立農業大学(カンボジア)、チャンパサック大学(ラオス)、そして京都大学と、遠隔会議システムで結び、短時間ながらそれぞれの大学紹介の時間を持ちました。
つづいて、広大なマヒドン大学キャンパスを、電気自動車(トラムと称し、学内の教職員・学生の移動のため5路線がキャンパス内を巡回)で移動し、各種の学部、建物を車内から視察しました。その後、マヒドン大学の得意とする医学部門と工学部門の融合研究センター、地球環境学堂との共同研究実施実験室などを見学の後、地球環境学堂が2016年1月に設置した京大海外拠点オフィスを訪問しました。そこではマヒドン大学および京都大学とのクロスアポイント教員のSuwanna Kitpati Bootanon准教授(京都大学では特定講師)から活動が説明されました。その後、Jackrit Suthakorn工学部部長らと昼食会を持ち、マヒドン大学訪問の全プログラムが終了しました。