「京都大学・ボゴール農業大学 - アジアにおける地球環境学教育・研究に関する国際シンポジウム」を開催しました。(2018年11月30日~12月2日)

本学との共同主催校であるインドネシア・ボゴール農業大学において、地球環境学の教育・研究連携に関する国際シンポジウムを開催しました。本シンポジウムは、概算要求機能強化経費やJSPS拠点交流経費の支援、および在インドネシア日本大使館、日本学術振興会、日本学生支援機構の後援のもと実施され、日本インドネシア国交樹立60周年記念事業としても認定されています。アジア9ヶ国38組織(19大学、19企業他)からの研究者や学生、日尼環境関連企業など、合計195名(大学161名、企業他34名)が参加しました。

初日および二日目午前はDodik Ridho Nurrochmatボゴール農業大学副学長による歓迎の挨拶から始まり,6つのサブセッション、ボゴール植物園の見学を行いました。二日目午後には全体セッションが開催され、Arif Satria ボゴール農業大学学長および山極壽一 総長から開会の辞、山口敬一 在インドネシア日本大使館一等書記官から祝辞が述べられた後、本学とボゴール農業大学の学術交流協定延長の調印式、さらに清華大学と本学との間のダブル・ディグリープログラムに関する協定の調印式を執り行いました。続いてErnan Rustiadi ボゴール農業大学 地域計画・開発センター長および縄田栄治 農学研究科長による基調講演、学生および若手研究者による研究発表などが行われ、Arif Satria学長および藤井滋穂 地球環境学堂教授の挨拶による閉会しました。最終日には、グヌンハリムン国立公園や総合環境・廃棄物処理企業PPLi社へのスタディツアーを実施し、3日間に渡るシンポジウムの全日程は終了しました。

なお、本シンポジウムの期間中には、山極 総長、稲葉カヨ 理事・副学長らによるボゴール農業大学学長への表敬訪問を行いました。他にも京都大学同窓会(110名参加)、京都大学・ボゴール農業大学スタディー・フェア(約200名参加)を開催するなど、多岐にわたり大変充実した内容となりました。

山極総長による開会の辞

本学およびボゴール農業大学との調印式


ボゴール農業大学学長への表敬訪問

若手研究者による研究発表


ポスター発表での活発な討議


シンポジウム集合写真