原田英典 地球環境学堂助教の研究開発プロジェクト「Transforming fecal sludge emptying business」がビル&メリンダ・ゲイツ財団の「Grand Challenges Explorations(GCE)」に採択されました。
GCEは、世界が直面するグローバル・ヘルスと開発の諸問題を対象に、革新的な解決を模索する研究者・実践者を支援しています。第22次のGCE公募では、原田助教を含め、世界で約50件の提案が採択されました。
プロジェクトの代表者である原田助教は、環境工学・地球環境学を専門とし、アジア・アフリカを中心に、SDG6(持続可能な開発目標6)の課題でもある水・衛生問題に対する実践的研究に取り組んでいます。
本プロジェクトでは、し尿の不法投棄が深刻化するアジアの都市部を対象とし、特にミャンマーの都市部において、IoT(Internet of Things)を活用したユーザーフレンドリーなトイレ管理・し尿収集システムの構築を目指します。
参考リンク
- ビル&メリンダ・ゲイツ財団による研究プロジェクトの公式紹介ページ
https://gcgh.grandchallenges.org/grant/transforming-fecal-sludge-emptying-business - 原田助教の研究紹介ページ(京都大学大学院地球環境学堂 環境調和型産業論分野)
http://enfitwww.env.kyoto-u.ac.jp/–harada.html - 「災害対応型無水し尿分離トイレ」の参考動画(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=nQ66vJ9pqA4