京都大学パートナーシップオフィス(マヒドン大学)開所式を行いました。

1月11日(月)タイ・サラヤのマヒドン大学にて京都大学パートナーシップオフィス(マヒドン大学)開所式を行いました。

在タイ王国日本国大使館から寺島史朗一等書記官、日本学術振興会から山下邦明バンコク連絡所長、ハノイ理工科大学からHuynh Trung Hai科学技術部部長、Nguyen Pham Hong Lien講師、ボゴール農業大学からNurhayati Arifin教育学生部副部長、Andrea Emma Pravitasari講師、マヒドン大学からは、Bangchong Mahaisavariya副学長ら35名が参加しました。京都大学からは、地球環境学堂 藤井滋穂教授、田中周平准教授、岡本侑樹特定助教に加え、農学研究科 近藤直教授、工学研究科 清水芳久教授、ASEAN拠点 柴山守教授、医学研究科Patou Musumari特任助教らが参加しました。

開所式は、Jackrit Suthakorn工学部長(マヒドン大学)からの歓迎の挨拶ではじまり、藤井滋穂学堂長から本オフィスの概要説明と、本事業で進められた本学初のクロスアポイントメント制により採用された教員に関わる辞令交付式などのセレモニーが行われました。その後、寺島史朗一等書記官(在タイ日本国大使館)から、国際化、モビリティーの高まりと本事業への期待と祝辞を、山下邦明JSPS(日本学術振興会)バンコク研究連絡センター長からは、平和の元でのアジア地域における学術の発展の願いと共にお祝いのメッセージをいただきました。また、パートナーシップオフィスの先駆けであるハノイ理工科大学のHuynh Trung Hai科学技術部部長からは、パートナー間も含む今後の相互協力について、柴山守教授からは、ASEAN拠点からの研究・教育へのサポートについて言葉をいただきました。最後に、Banchong Mahaisavariyaマヒドン大学副学長から、祝辞をいただくとともに、このパートナーシップを元に、医学分野を中心とする他分野における京都大学との今後の連携についての前向きかつ力強いメッセージをいただきました。

参加者は、記念撮影の後、新しく開設されたオフィスを訪問し、テープカットなどの開所セレモニーを行いました。本開所式にあたっては、ホスト校も含む、協定大学4校(マヒドン大学、ハノイ理工科大学、ボゴール農業大学、京都大学大学院地球環境学堂)間での遠隔会議を行い、各大学からメッセージをいただくとともに、今後のビデオカンファレンスシステムの活用と各大学の連携についての確認を行いました。

多くの関係者が参加のもと盛大に執り行われ、今後の教育・研究の連携と発展に弾みとなる開所式となりました。

マヒドン開所式2
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マヒドン開所式1
マヒドン開所式5
マヒドン開所式6