2008年度から始まった文部科学省科学技術戦略推進費「戦略的環境リーダー育成拠点形成」事業が今年度5年目となり、初年度に採択された本学の「環境マネジメント人材育成国際拠点」を含む5課題が最終年度を迎えました。そこで、土木学会主催、地球環境学堂、科学技術戦略推進費「京都大学環境マネジメント人材育成国際拠点(EMLプログラム)」および京都大学グローバルCOEプログラム「アジア・メガシティの人間安全保障工学拠点」共催の第49回環境工学研究フォーラムにおいて、環境リーダープログラム関連企画および特別企画による講演会を百周年時計台記念館で開催しました。
まず、環境リーダープログラム関連企画として、上記事業の採択校全17校およびEcoLeaD(環境人材育成コンソーシアム)による特別企画関連事例の発表およびポスター展示を行いました。その後、環境リーダー採択校会議および環境リーダー学生会議をそれぞれ開催し、これまでの成果や問題点等について活発な議論が交わされました。
次に、特別企画「これからの環境工学研究・教育の海外展開」として、大西有三 総長特別補佐のほか、江藤一洋 東京医科歯科大学名誉教授、石渡幹夫 世界銀行上級防災管理官、および鈴木基之 東京大学名誉教授による研究・教育の海外展開に関する特別講演、ならびに藤井滋穂 地球環境学堂長をコーディネーターとしたパネルディスカッションを行いました。約140名が参加し、本企画は成功裏に終わりました。