地球環境学堂は、2010年からインドシナ地域諸大学との教育・研究連携ネットワークを構築しており、その第7回ワークショップを3月25日に本学で開催しました。6カ国9大学の副学長、学部長をはじめとする代表者が集い、地球環境学堂および関連部局からの参加者約35名とともに熱心な討議が行われました。本学が推進しているASEAN諸国大学との連携強化に向けて、これまでの協同実績を踏まえてさらに魅力的な教育プログラムを構築することをめざし、各大学の大学院教育システムの特徴や国際カリキュラムの現状についての理解共有と課題整理が図られました。今後、ダブルディグリーなどの教育協同に向けて具体的な議論を重ね、ASEANをはじめとするアジア諸国の大学教育において京都大学が一層の役割を果たすことが期待されます。
(参加大学) ハノイ理工科大学、フエ農林大学(ベトナム)、マヒドン大学、コンケン大学(タイ)、ボゴール農業大学、バンドン工科大学(インドネシア)、王立農業大学(カンボジア)、チャンパサック大学(ラオス)、清華大学(中国)