2月18日~2月26日にかけて、ベトナム国の3大学(ハノイ理工科大学、フエ農林大学、ダナン工科大学)から10名の大学生と3名の講師が京都大学と国内の環境関連施設を訪問しました。2月18日に歓迎会を開催し、昨年、一昨年に国際交流科目でベトナムを訪問した京都大学の大学生や関連教員と交流を持ちました。2月19日に京都大学のベトナム人留学生による京都大学の説明と留学のススメに関する発表があり、その後、環境調和型産業論分野の微量化学物質の実験室を見学しました。また、藤井滋穂地球環境学堂長を表敬訪問し、地球環境学堂の活動内容について、説明を受けました。さらに、稲葉カヨ国際担当理事を表敬訪問し、京都大学における国際交流について説明を受けました。2月20日には広島の平和祈念館などを訪問し、戦争と平和についての学習を深めました。2月23日には滋賀県針江にある“かばた”を訪問し、湧水と人々との持続可能な調和生活について、現地のみなさまの案内を受けました。2月24日には、地元企業による有機農業と森林の再生活動について説明を受け、2月25日には琵琶湖博物館にて、水環境と人々とのかかわりの歴史について学習を深めました。期間を通じて、国際交流科目でベトナムを訪問した京都大学生、ベトナムにてインターンシップを行った大学院生による協力を得ました。お互いの国にて環境施設を訪問し、互いに理解しあうことで、国際交流を深めることができたと考えます。今後ともこのような活動を継続できるよう、みなさまのご支援、ご協力をお願い申し上げます。