現代の地球環境学の成果を<京ことば>で練り直すことにより、世界環境都市にふさわしい、あらたな、力のある美意識や生活文化をさぐり、地域にひろめるための連続懇話会です。 伝統的な京町家を舞台に、今回は「海と山の暮らし」をテーマとして開催いたします。 皆様のご来場を、心よりお待ちいたしております。
第 三十回 平成26年7月26日(土)16:00~18:00
-海せん山せんの暮らし-
挨 拶 柴田昌三(地球環境学堂 教授)
美山から 鹿取悦子氏(山里住民)
「山の生き方-狩-」
京大から 山下洋(フィールド科学教育研究センター 教授)
「海の生き方-鱸(すずき)-」
司 会 深町加津枝(地球環境学堂 准教授)
今回の嶋臺塾は、大学を飛び出し美山に入られた鹿取悦子さんにご登壇いただきます。鹿取さんは、山里に暮らし農や 猟をなりわいに生活されています。その中で得られた貴重な体験や発見、美山の暮らしの今についてお話しいただきます。
京大からは、フィールド科学教育センターの山下さんに鱸(すずき)についてお話しいただきます。鱸は、夏の高級魚 のひとつでありますが、その生態はしぶとさそのものだそうで、いろいろな魚種が減少する中で、鱸の数は増えているとか。 海の生態についての豊富な知識からは、たくさんの興味深く、示唆に富んだお話をいただけるはずです。
夏真っ盛りに、山と海について語り、私たちの暮らしについて考えてみませんか。
お申し込み・お問い合わせ先
(定員60 名・要事前申し込み)
京都大学 地球環境学堂 総務掛
電 話 (075) 753-5630
※なお、今回の嶋臺塾は、土曜日に開催いたしますので、時間が午後4時~6時となっております。お間違えのないよ うお願いいたします。