さまざまな種類の環境問題を現実に解決しうるのは、工学・農学・経済学・法学等の専門知に裏打ちされた具体的な技術である。しかしながら、個別問題の技術的解決はあくまで対症療法に過ぎず、そのような問題を生み出す原因となった我々自身の価値観や生き方が改まらない限り、また別種の問題が生じることは避けられないだろう。今回のフォーラムでは、自然や生命を総括的にとらえる〈環境思想〉を再考することで、われわれの生き方を問い直すよすがとしたい。
日時
2014年10月18日(土) 13:30~16:30
場所
京都大学時計台記念館2F 国際交流ホールIII
参加料
無料
定員
先着100名 (残席がある場合は当日参加受付可能)
プログラム
- 13:00 受付開始
開会の挨拶
- 13:30~13:40
講演
- 13:40~14:20 「生態学的自然観と地球環境」 岡田 直紀(京都大学地球環境学堂 准教授)
- 14:20~15:00 「R・カーソン『沈黙の春』にみられる科学と思想」 多田 満(国立環境研究所 主任研究員)
- 15:00~15:10 休憩
- 15:10~15:50 「分解の思想――食と農から考える」 藤原 辰史(京都大学人文科学研究所 准教授)
総合討論
- 15:50~16:20 コーディネーター:塩塚 秀一郎(京都大学地球環境学堂 准教授)
閉会の挨拶
- 16:20~16:30
(注)講演者、講演内容などは事前の予告なく変更することがございます。
申し込み方法
参加を希望される方は、下記リンク先のフォームもしくはファックスでお申し込みください。
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お問い合わせ
京都大学地球環境フォーラム事務局:地球環境学堂
Tel: 075-753-5630 Fax: 075-753-9187
主催
京都大学大学院地球環境学堂
協賛
京都大学教育研究振興財団
後援
森里海連環学教育ユニット