2015年5月24日 第22回京都大学地球環境フォーラム 「西アフリカ・サバンナ帯の人と自然」を開催します

西アフリカ・サハラ砂漠以南には半乾燥地であるスーダンサバンナからやや湿潤なギニアサバンナと呼ばれる地域がひろがる。このサバンナ帯は、砂漠化の進行、旱魃や害虫の大量発生による飢饉の発生など、人間が生きていくうえでは過酷な自然環境である。この地域で活動をしてきた3人の研究者から、現地の自然とそこでの暮らしについての報告を聞く。

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日時

2015年5月24日(日) 13:30~16:45

場所

京都大学時計台記念館  国際交流ホールⅠ

参加料

無料

定員

先着100名 (残席がある場合は当日参加受付可能)

プログラム

  1. 13:00 受付開始

開会の挨拶

  • 13:30~13:40

講演

・13:40~14:20 「砂漠化対処への地球環境学の挑戦」 真常仁志(京都大学大学院地球環境学堂准教授)

砂漠化は、日本を遠く離れた乾燥地で起こっている「地域」問題です。「地球」環境学は、この問題の解決に有効なのでしょうか?砂漠化問題を例に途上国における環境保全のあり方についても考えてみたいと思います。

・14:20~15:00 「破滅の化身『バッタ』との闘い -サハラの静寂を守るため」  前野ウルド浩太郎 (京都大学白眉センター 助教)

アフリカで大発生するサバクトビバッタは農作物に深刻な被害を及ぼし、飢饉を引き起こす。食糧危機を救うため、サハラ砂漠を舞台に繰り広げられた男たちとバッタとの死闘の歴史を紹介する

・15:00~15:10 休憩

・15:10~15:50 「アフリカ水田農法とアジア・アフリカ連携」 若月利之(島根 大学 名誉教授)

アフリカ水田農法は農民の自力新規水田開発を可能にする。過去30年西アフリカの農民圃場の現場で進化させてきた。今後はインドネシアや中国等とも連携しながら農法を進化させ、食料増産と劣化環境保全に役立てたい。

総合討論

  • 15:50~16:40

閉会の挨拶

  • 16:40~16:45

(注)講演者、講演内容などは事前の予告なく変更することがございます。

申し込み方法

参加を希望される方は、下記リンク先のフォームもしくはファックスでお申し込みください。
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お問い合わせ

京都大学地球環境フォーラム事務局:地球環境学堂
 Tel: 075-753-5630 Fax: 075-753-9187

主催

京都大学大学院地球環境学堂

協賛

京都大学教育研究振興財団

後援

森里海連環学教育ユニット